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コラムバックナンバー 弊社の社員が木材についての記事を書いてまいります

第744話 「やっぱスゴイぞブナ合板」 第745話 「」
第742話 「竹藪が多い理由」 第743話 「千二百年前と二十年前」
第740話 「木製日本橋」 第741話 「竹の瓦」
第738話 「うれしいヒノキ」 第739話 「Switch工作キット」
第736話 「ご近所の材木屋さん」 第737話 「日本の家は冬仕様へ」
第734話 「防潮林防潮林」 第735話 「花やしきに登壇」
第732話 「節分の木」 第733話 「花粉症対策を」
第730話 「掛川城と青森の関係」 第731話 「当て板と足材」
第728話 「杉幅はぎ好ぎ」 第729話 「松戸伊勢丹閉店」
第726話 「木の御朱印帳」 第727話 「ククノチノカミ」

21.05.2018「やっぱスゴイぞブナ合板」
実は私は現在、母親の介護をしております。
認知症にパーキンソン病、その他にもいくつか・・・さながら病気のデパートのようです。
さらっと言ってしまいますが、介護はホント大変です。
いろいろ悩んでいることはありますが、その中のひとつに「立ち座りがスムーズにできるイス」が、なかなか見つからないことがありました。
昨年この生活が始まってから、ちょうど良さげなイスやテーブルをもう3つも購入しましたが、どれも最初はいい感じなのですが、しばらくすると不満な点が出てくるのです。
この間まで使っていたいわゆる「介護用椅子」は、「高さが変えられる」という機能がついておりまして、その時々の調子によって高さを調整できるという利点がありました。
しかし、座面を高くしても肘掛け部分の高さは変わらないのです。
どういうことかと申しますと、パーキンソン病の患者さんはたいてい「傾斜」があるのです。
私の母も右傾斜がありまして、ひどい時は90度位まで傾きます。
そうすると、簡単に肘掛けを乗り越えて倒れてしまうのです。
先日も「ゴン」という音と共に頭から床に落下しました・・・
ところが先日、写真のイスに出会いこの問題もようやく解決しました。
座面の高さがちょうど良く、タテもヨコも広くとってあり、また肘掛けの太さも握るのにちょうどよい幅、さらに高さが座面から25センチとたっぷりあるので、落下の心配も皆無。
その洗練されたスッキリしたフォルムも購入の決め手でしたが、ナント軸がすべて「ブナ合板」で出来ているのです。
19層で熱成型されたこの強靭なブナの合板が、この細さでも座る人の体をガッチリと支えてくれるのです。
その後は傾斜も食い止め、立ち座りもバッチリです。
やっぱスゴイわ、ありがとうブナ合板!(文:正さん)
14.05.2018「千二百年前と二十年前」
私が木に一層興味を持ちだしたのは、西岡棟梁の本に出会ってからでした。
材木屋に生まれ、跡継ぎとして育てられましたが、反発してしまい家を飛び出し、別の仕事をしていた時のことです。
西岡棟梁は宮大工だった方で、法隆寺解体修理や薬師寺西塔の再建をされました。
仕事や木材への熱い情熱と責任感に、私は仕事への覚悟と、木材に携わっていきたいという方向性を見つけることができました。
佐久間木材に入社する前に、テントを担いで薬師寺西塔を見に行ったことがあります。
あれから二十数年が経ちました。
息子が飛鳥時代から奈良時代の勉強をしているようで、法隆寺や東大寺を見てみたいと言ってきました。
私も久しぶりに見てみたくなり、一緒に行くことにしました。
すっかり忘れている日本史をちょこっと勉強し直し、春日大社、東大寺、興福寺、法隆寺、薬師寺、唐招提寺などを見てきました。
駆け足の旅だったので、木材をじっくり見ることはできませんでしたが、木の素晴らしさは再確認してきました。
建設当時の千二百年前に思いを馳せながら、二十数年前にテントを張った公園を見つけ、いろんな時代にタイムスリップ。
一泊二日でしたが、大旅行したような気分になりました。(文:木材バカ四代)
07.05.2018「竹藪が多い理由」
先日父方の実家の竹藪にタケノコを掘りに行きました。
今年も貴重な労働力として、父と私だけでなく友人一人も強制参加です。
竹藪管理者の叔母曰く、「昨年は全くの不作であったが、今年は近年稀にみる豊作の年」らしく、「私たちの分は十分掘ったので、後は頭が出ているタケノコは1本も残らず掘ってくれ」という叔母のありがたいお言葉。
タケノコが沢山欲しいという気持ちと、怖い叔母の命令を守らなければという強迫観念が上手く一致して、沢山のタケノコを掘ることが出来ました。
気なっていたのですが、父方の実家の近くには竹藪が多いです。
そのことを叔母に聞いてみたら、「ここら辺は崖が多いので、崖が地崩れを起こさないように、意図的に根が横に伸びて根深くなる竹を植えたのではないか」とのこと。
「地震が来たら竹藪に逃げろ」と言われるくらい、竹は根深く倒木しないと教えてもらいました。
竹は生長が早く、毎年にょきにょき生えてくるので、まめな間伐が必要です。
タケノコ堀りという楽しく美味しいイベントで、竹の間伐が出来てすごく充実した一日となりました。(文:くりすけ)
01.05.2018「竹の瓦」
最寄り駅に向かう途中、合掌造りのお寺を通ります。
急勾配の大きな屋根を見ると、とても癒されます。
山の峰のように見え、自然や空間の広がりを感じますし、見守られている感覚にもなって心がとても落ち着きます。
マンション建設が増えて、住宅の屋根に「瓦」を見ることが少なくなりました。
最近某大学教授の、「瓦の起源は割竹にあり」という記事を読みました。
タイの少数民族の村で見られる高床の伝統建築は、柱や梁などはすべて丸竹、壁や床材には平にたたきつぶした竹が使われています。
屋根は、太い丸竹を適当な長さに切り、2つに割って表裏交互に重ね合わせて並べます。
ラオス北部の畑地帯でも小屋の屋根が竹で葺かれているます。
鹿児島重要文化財の住宅の庇にも竹が使われています。
竹の耐久性はよくありませんが、手間さえ惜しまなければ身近な材料で、容易に葺き替えられます。
一方、瓦を作るには、平らな粘土を円筒型の型に貼り付けて湾曲させ、乾燥させて焼成させます。
それらを大量に重ね合わせて屋根を葺かなければならないので、とても手間と時間がかかります。
身近な材料で容易に葺き替えられる竹は、システム的にも広がりやすいので、瓦の起源は竹なのではないかという記事でした。

※お寺は逆光にて撮影不可、家の瓦屋根の写真です。(文:山ちゃん)
23.04.2018「木製日本橋」
先日、用事があり羽田空港へ行きました。
用事があったのは国内線だったのですが、少し待ち時間があったので、国際線ターミナルへ行きました。
増加する海外からの観光客向けに面白い店が増えていると人伝に聞いていたので、どんな様子なのかを見てみたかったからです。
お祭りの出店のような長屋のような町並みを模したなかに、「和」のテイストを全面に押し出した食べ物やお土産をあつかう店がたくさんあり、邦人でも楽しい場所でした。
そんな国際線ターミナルのなかに、木製の大きな橋がかかっていました。
かつて(19世紀前半の)日本橋を長さ・巾ともに半分のサイズで復元したものと説明がありました。
吉野産の総檜造りだそうで、雨風にさらされていないおかげでまだまだ真新しい風情でした。
明治以後の日本橋は、石やコンクリートで出来ていますが、当時の日本橋や檜やケヤキでできていたそうです。
現在、橋の上を首都高がかかっていますが、2020年の東京オリンピック以後に地中化工事をすることで、当時の姿を取り戻す計画があるそうです。
現代の技術でもって(安全性をクリアすることが前提でしょうが)、19世紀の趣まで再現するのもいいのではと無責任に思ってしまいました。(文:ドサンコ)
16.04.2018「Switch工作キット」
今年の4月20日発売のSwitch工作キット。
このキットはダンボールで出来ているということはすでに発表済みです。
そのダンボールを組み立てるためのパーツは抜型で抜いています。
弊社が取引させていただいているお客様でも、この工作キットの抜型を作ったそうです。
もちろん弊社、取扱商品の抜型用合板を抜型の土台に使っていただいています。
工作キットを買って遊ぶ方々には、抜型で抜いているなんて無関心だと思いますが…。
ゲームで遊びながら、キットはどのように作られたのか関心を持っていただけたらと思います。
弊社のYou Tubeチャンネルで「抜型合板とは」という動画をご覧ください。
抜型を紹介しています。
私もキットで遊んでみたいのですが、肝心のSwitch自体を持っていません。
写真は弊社社長の御子息の物です。
きっと社長は御子息にキットを買って上げる事でしょう。
一緒に遊んで感想を聞かせていただければと思います。(文:兄貴6)
09.04.2018「うれしいヒノキ」
先日、嬉しい内容の材料を受注いたしました。
最初にこの案件の話を頂いた時には、提出した見積りが思いのほか高額となってしまったのでダメかなと思いました。
材料が変更になってしまったり、あるいは全く決まらずに流れてしまうか心配になりましたが、各方面にご協力いただいて受注することが出来ました。
さて、その材料とはヒノキの無垢材でして、造作や壁面の羽目板として使われました。
ご存知の通り、ヒノキは日本特有の代表的な樹種で、日本書紀には宮殿はヒノキで造りなさいとの記述があるほど昔からさまざまな用途で使われてきました。
また、ヒノキチオールが含まれ、独特な芳香も心を落ち着かせてくれることは有名ですね。
ちなみに今回の現場は東日本橋にある初音森神社の展示室のリニューアル工事でした。
この初音森という名前の由来は、昔この付近に鶯が多く住む森があり、この鶯の鳴き声を初音と称したのが由来とされているそうです。
現在はビルの中に社殿があって、当時とは全く様子が違うのですが、良い名前だなと思いました。
また、徳川家康が関が原の戦いに出陣する際に、初音の馬場で軍勢を整えて戦勝祈願したとされる由緒正しい神社です。
工事が終了して展示室に入ると、壁面に貼られたヒノキ達が特有のよい香りで癒してくれました。
祭られている神様も癒されているのだろうと思うと、良い仕事が出来て誇らしく思えます。(文:ゴン)
02.04.2018「日本の家は冬仕様へ」
新年度、春ですね。
今年の冬はとても寒かったです。
その為か、例年より桜の開花が早いです。
(桜は冬の寒さで開花のスイッチが入り、その後の暖かい日の日数で開花します)
日本はまだ冬の寒さが厳しい家が多いです。
(無断熱の住宅が4割あるとか)
入浴中のヒートショックで亡くなる人は、全国で年間約17,000人に及ぶという推計もあります。
私の松戸の実家(木造住宅)でも、床を張り替える時に断熱材を床下に施工しました。
それまで真冬に素足で廊下を歩けなかったのですが、施工後は素足でも寒さを感じません。
でも、真冬の深夜の入浴はヒートショックが怖いので控えています。
窓などの開口部、天井などの断熱工事は手を付けていないので、まだ寒いのです。
吉田兼好の「徒然草」以来、日本の家は夏の蒸し暑さへの対応を旨としてきましたが、扇風機、エアコンなどの登場で熱中症の死亡者は年間600人強と減少しました。
国も省エネ住宅政策を進めているので、新築は良いが古い家のリホームには寒さ対策が重要になります。
松戸の実家も効果は高く、値段の安い断熱工事に取り組みたいと思う、今年の寒さでした。(文:Akio)
26.03.2018「ご近所の材木屋さん」 
前回、ワタシの今一押しの「杉幅はぎ」を自宅のすぐ近くにお届けした話をさせていただきました。
その後、その古民家様のリフォームはほどなく完成し、玄関ドアも古材を活用した味わい深い姿になっておりました。
きっと杉の香りいっぱいの中で暮らしておられることでしょう。
「いいなぁ、うらやましいな」などと思いつつ、家路を急いでいると突然「木の博物館」という文字が目に飛び込んできたではありませんか。
「なんだこりゃ?」上を見ると「木の雑貨」とあります。
中に入ると、まな板やカップ、スプーン、箸などを始め、時計などの雑貨品、子供向けのおもちゃなどなど、たくさんの木製品がところ狭しと並んでおりました。
また、大きな一枚板や端材、50種類以上の木材のサンプルまで陳列されており、好みの樹種を選んで家具をオーダーメイドできたりもするそうです。
いやいやいや、「またこんな近くにこんなお店ができるとは!」と超感動してしまいました。
その時は、ご主人はあいにく不在のようでしたが、聞くところによりますと深川で創業100年以上続く材木屋の4代目だとか。
「ナニ?うちと同じじゃないか!」
そういえば、ウチの4代目も雑貨サイトcomokuを立ち上げたとき「将来は実店舗を出す」と言っていたなぁ。
しかも、そのコンセプトも「木の温もりと暖かさを少しでも伝えたい」「今の人は木との触れ合いがなさすぎる、もっと木を身近に」だそうで、まさに想いは同じ。
社長!ウチも負けてられませんよ!(文:正さん)
19.03.2018「花やしきに登壇」
浅草にある遊園地「花やしき」は誰もがご存知かと思います。
1853年(嘉永6年)開園で、日本最古の遊園地だそうです。
国産初、日本で現存最古の「ローラーコースター」もあります。
横揺れする、ある意味怖い乗り物ですし、走っている最中に隣家の洗濯物に触れそうになるという都会型の乗り物です。
ホンモノの亡霊が出るという噂が流れていた名物アトラクション「お化け屋敷」では、本物のネズミやゴキブリだって見れました。
部屋が一回転するように見える「ビックリハウス」はこどもの頃、夢中になりましたが、いまでも健在です。

なんと先日、その花やしきの舞台に上がる機会に恵まれました。
小学五・六年生対象に、税金の大切さをお話しする授業をやったのです。
保護者の方々を含めて、約五百人の前での授業です。
写真左側が私。
この日は私が所属する浅草法人会青年部の40周年記念行事でした。
法人会とは税の第一人者として租税の理解に努める公益法人で、日本の法人の約半数が所属している組織です。
同じ経営者同士の仲間とは切磋琢磨できますし、同じ境遇や同じ悩みを共有できたりもします。

ちなみに浅草花やしきは現在ゲーム会社のナムコの子会社ですが、かつていろいろ母体が変わっています。
明治の一時期は木場の材木商が経営を引き継いでいましたが、佐久間木材とは関係ございません。(文:木材バカ四代)
12.03.2018「防潮林防潮林」
今年の3月11日で東日本大震災からもう7年も経ちます。
先日テレビで東北地方の海岸に新たに防波堤を高くしたり、また海岸に植樹して防潮林として農業の復興を目指す番組を見ました。
海岸に木を植えることで、海岸からの砂や塩害、高潮などを防ぐ役割があります。
400年前の宮城県で伊達政宗公が治世されていた時代のことに遡りますが、農地開拓の為に静岡県から沢山の苗を持ってきて海岸に植樹したという歴史もあります。
この海岸の防潮林に守られて米やチンゲン菜などがずっと生産されてきました。
私も震災後に宮城県に訪れた時に、津波によってなぎ倒されなくなってしまった海岸林をみて愕然としました。
復興を微力ながらも私も応援したいと思いました。
植樹される木は、針葉樹のクロマツ。
クロマツの細い針のような形状をした葉っぱが海からの砂や塩分を適度に受け流すことや、非常に塩分に強い木であること、根っこが太く風にも強いということから、非常に海岸林に向いている木であることが言えます。
この海岸に植樹するというインフラ整備、どんどん進めて行って欲しいですね。(文:くりすけ)
05.03.2018「花粉症対策を」
啓蟄、陽暦3月6日頃は冬ごもりしていた虫たちが地上に出て活動を始める時分です。
暖かくなるのは嬉しいですけれども、花粉の飛散時期です。
悩ましいですね。
花粉症はスギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。
特にスギ花粉は、冬の終わりから春にかけて、毎年多くの人を悩ませています。
花粉症の原因となる植物の花粉飛散時期を把握して、早めに対策すると良いですね。
地域にもよりますが、関東地域は下記のようです。(日本列島空中花粉調査データー)
スギ    2月上旬〜4月下旬
ヒノキ   2月上旬〜5月下旬
シラカンバ 4月中旬〜6月上旬
また、花粉症の患者さんは年々増加しています。
昨年母親も花粉症になってしまいました・・・。
スギは植林後40年ほどで成木となり花粉を飛散しはじめます。
現在、植林されたスギの大半が樹齢40年〜60年で、活発に花粉が飛散する時期を迎えています。
スイーツが大好きな方、朗報ですよ。
チョコレートでアレルギー予防が出来ます。
チョコレートに豊富に含まれるカカオポリフェノールが、抗アレルギー効果を示すことが明らかにされているようです。
原因と状況を知り、予防と対策をして少しでも花粉の症状が軽くなればと願います。(文:山ちゃん)
26.02.2018「節分の木」
暦の上では季節が変わり、立春を迎えました。
最近では恵方巻が主流になり、節分の豆まきをするお宅は少なくなってきているのでしょうか。
ましてや、焼いた鰯の頭や柊の枝を門戸の前に挿すお家なんてほとんどいらっしゃらないのでしょう。
そんな柊の木は、日本国内では福島県南部から屋久島、西表島等の暖かいところに分布しています。
材が緻密で強靱だったため、楽器や印判、櫛(くし)、将棋の駒、そろばんの珠などに使われていました。
また、柊の木を戸口にかかげて魔除けとする風習の歴史は古く、広く行われてきました。
節分のときだけでなく、流行病がはやったときなどにも魔除けとして門戸にかかげられていたそうです。
さらには、葉の縁にトゲのようなギザギザがあるため、防犯としての効果を期待され、庭木や生け垣じたいに柊が使われることもあるようです。
ちなみに、クリスマスツリーに飾るヒイラギはセイヨウヒイラギで、正確には柊とは別種なのですが、セイヨウヒイラギも形状がとげとげしていて常緑樹であったことから、不死や魔除けの力があると考えられていたのだそうです。
不思議なシンクロですね。(文:ドサンコ)

参考:平凡社 世界大百科事典
19.02.2018「当て板と足材」
重量があるものや大きくて持ち難いものは、梱包する際にリフトで持てるようにします。
そのために使用するのが、当て板と足材にする台棒です。
足材はリフトの爪が入るように。
当て板はリフトの爪で商品を傷つけないよう使用します。
パレットでも良いのですが、作るのが大変です。
また、パレットは処分に困るので、お届け先で嫌がられたりもします。
以前は工場よりコンテナでうちの会社に入荷する際、合板の上下に当て板がしてあり、二段で積んであったので台棒が沢山弊社にありました。
最近は、当て板は下だけで上はダンボール、台棒は細い切れ端になってしまいました。
当て板も繋いであったり割れていたりして再利用できないものもあります。
そこで端材などを再利用して足材を作っています。
当て板は確保するのが難しく困っています。
今後、当て板を購入しなければならない状況になりそうです。
これからは梱包の仕方も改めて考えていかなければと思います。
お客様まで商品を傷つけずにお届けできる事が最優先ですが…。(文:兄貴6)
13.01.2018「掛川城と青森の関係」
今年の正月休みに静岡県に家族旅行に出かけました。
今までは車1台で出かけられたのですが、子供たちも成長して1台の車では間に合わずに息子の運転する車の助手席に乗り込んでの初めてのロングドライブとなりました。
父としては感慨深いものがありました。
さて、今回の旅行はイチゴ狩りを満喫した後、掛川城に立ち寄りました。
掛川城はあまりメジャーな感じはしません(あくまで私見です)が、立派な天守閣があって感心しました。
戦国時代に駿河の守護大名今川氏が遠江支配の拠点として築かれたそうです。
その後、豊臣秀吉の天下の時には山内一豊が入り、天守閣が造られたそうです。
山内一豊といえば大河ドラマでも放送されていましたね。
貴族的な外観を持つ天守閣の美しさは「東海の名城」と謳われていたそうですが、嘉永7年安政の東海大地震により天守閣など大半が損壊してしまいました。
再建されることなく明治維新をむかえ、明治2年に廃城になったそうで、その後天守閣は平成6年に140年ぶりに木造でされ、再び美しい姿を現してくれました。
その再建に使用された木材は青森ヒバでした。
静岡にも優秀な木材はあるでしょうけど、なぜか青森ヒバが使われていました。
青森ヒバはご存知の通りヒノキチオールという成分が含まれ、他にない優秀な樹種なのでクレームはつかなかったとは思います。
一国一城の主になった気分で他のお城も巡ってみたくなる旅行となりました。(文:ゴン)
05.02.2018「松戸伊勢丹閉店」
今年の3月21日に大好きな松戸伊勢丹が閉店します。
松戸に住み始めた頃に新規開店した、馴染み深い中規模な百貨店です。
ワンフロアーを占める書店は広く、陳列も丁寧で買い物がし易く、最近では孫の絵本をよく購入していました。

近くに松戸神社があるので、先日初めて参拝に行って来ました。
江戸時代に創建された日本武尊を御祭神とし、「龍神さま」という100%天然水の御神水があります。
近所の人がこの水でコーヒーを入れると美味しいと汲んでいました。
又、境内には故三笠宮崇仁殿下お手植えの高野槇があります。
高野槇は悠仁(ひさひと)親王殿下の御印です。
高野槇は木曽五木の1つに数えられ、水に強く腐りにくいので最高級な浴槽材として知られ、京都の老舗旅館で使われていたりします。
実はこの高野槇、実家の庭先にあります。
世界三大造園木の1つだそうです。
将来、この庭木で浴槽を作って入浴できるかな?

松戸伊勢丹では只今、閉店セールでにぎわっています。
私もお買い得を求めて、奥さんと行って来ます。(文:Akio)
29.01.2018「杉幅はぎ好ぎ」
そうなんです。
実は私、杉幅はぎ材が大好きだったのです。
この仕事をさせていただいておりますので、それは毎日いろんな木質の材料に触れ合いじゃれあいながら働いておりますが、中には正直あまり好きでない商品もあります。
重い、デカイ、クサイ、などを感じるモノたちです(ゴメンナサイ)。
特に木の素材感を感じないモノからは寂しさを感じます。
たまに当店の前を通り過ぎる人達から「木のいい匂いがするね〜」というお言葉が聞こえてくることがありますが、悲しいかな私達はもう慣れ切ってしまっているせいでしょう、ほとんど感じることがありません。
しかし、この杉幅はぎ材はそんなヘタレた私の鼻をもってしても強烈に香りを感じさせてくれるのです。
それはまるでホントに「森の中」にいるような気分にしてくれます。
それに加えどうですか、この力強い存在感。
多忙な時に出会うと、とっても癒されます。

先日そんな杉幅はぎ材を直接お客様に配達する機会に恵まれました。
しかもそのお届け場所は、ナント私の自宅から歩いて2〜3分のところだったのです。
こんなすぐ近くで、私の大好きなこの杉幅はぎ材を使ってくれるとは、まさに感無量。
「いったいどんなことに使うのだろうか?」
「どんなところに使われるのだろうか?」
「あの辺りは道が狭いハズだから、小さいクルマじゃないと入れないぞ」などと、いろいろ考えながら、案の定非常に狭い道を何とか左折し到着。
そこは一軒家を大規模にリフォームしている最中の現場でした。
大工さんに手伝ってもらいながら降ろし、「これどこに使うんですか?」と聞いてみたら、「オレわかんねえ」とのお返事。
ガクッ。
仕方ない、でも近所なので買い物帰りにでもまた寄ってみようと思ったのでした。
完成したら、ぜひのぞかせてほしいなぁ。(文:正さん)
22.01.2018「ククノチノカミ」
どうしてもお詣りしたかった神社に、ついに行くことができました。
三重県伊勢市にある志等美神社(しとみじんじゃ)です。
志等美神社は伊勢神宮の神宮125社の一社で、豊受大神宮(外宮)の摂社の一社だそうで、外宮摂社16社の第7位とのこと。

日本書紀によると、「イザナギとイザナミは木の祖先となる句句廼馳(ククノチ)を生んだ」とあります。
(ククノチは久久能智と書かれることもあります。)
いずれにしても材木屋の私としては、ぜひ行っておきたい場所だったのです。
木を商品にして商いをしているので、木の神様に許可をいただかなきゃ後ろめたいような気がずっとしていました。

そして今回、ついに実現しました。
当日はとても寒かったのですが、空が澄んでいて気持ちの良い日でした。
志等美神社はとても小さく、私の他には誰もいませんでした。
澄んだ空気の中、恐らく先祖の中で初めてであろう私が、創業113年の感謝のために手を合わせることができ、清々しい気持ちになりました。
そして今後も長く木を扱い続けていく決意をご報告し、なんとなく許可を得たような気になりました。
永年の希望が叶えられてよかったです。(文:木材バカ四代)
13.01.2019「木の御朱印帳」
私は昨年の年初に、@合板ブログで「御朱印集めをする」と宣言しておりました。
御朱印とは、神社や寺院が参拝者に向けて押印する印章・印影のことです。
最近では御朱印集めが非常に一般的になり、行列ができているのをよく見かけます。
先日、神社仏閣観光が大好きで同じく御朱印集めをしている友人が、私に素敵なものを見せてくれました。
なんと表紙から中身まですべて木製の御朱印帳です。
和歌山県の熊野大社で数量限定発売していた御朱印帳。
紀伊山地世界文化遺産10周年を記念したものだそうです。
専用の箱や表紙がヒノキやスギの単板を使用した御朱印帳はネットで見たことがありましたが、中の朱印を書くところまでが木の単板で出来ている御朱印帳は初めて見ました。
木の単板なので、従来の紙や和紙などより木の反りで暴れるみたいですが、デザイン・質感・木の香りなどすべてがたまらないそうです。
木目によって御朱印がより映えて良いですね。
私も非常に欲しくなりました。
ただ和歌山県は私にはちょっと遠いし、かなりのレアものみたいです。
すべて木材でできている御朱印帳。
もっといろいろな所で販売してもらいたいものです。(文:くりすけ)