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コラムバックナンバー 弊社の社員が木材についての記事を書いてまいります

第979話 「山火事」 第980話 「木の会話」
第977話 「港湾デビュー」 第978話 「サ道で『ととのう』」

30.01.2023「木の会話」
木は、わかりやすく言葉では会話はしません。
しかしコミュニケーションはとっています。
言葉の代わりに、香りで自己表現をするのです。
これに関係した以下のようなことが、かつて観察されたことがあります。
キリンは、サバンナに生えているアカシアの木の葉を食べます。
アカシアは、この捕食者を追い払うために葉の中に有害物質を集めます。
毒に気づいたキリンは、当然移動します。
しかしただ隣の木に移動するのではなく、100メートルは離れたところに移動して食事を再開します。
なぜこれほど離れるのでしょうか。
それは、葉を食べられた最初のアカシアが、まわりの仲間に警報をしらせるガス(エチレン)を発散するからです。
警告をうけた木は、まだ食べられていない段階で有毒物質を準備しはじめます。
それをキリンは知っているため、食べている木よりも遠い場所や、風上に移動するのです。
このようなことはサバンナ以外の森でも行われているようです。
ブナやナラなども同じようなことをしているようです。
また、人間と同じように、木も電気信号を走らせて体内に情報を伝達することができます。
ただその速度は、人間にはほど遠い速度です。
一分で一センチしかすすまないといわれています。
そこから葉の中に防衛物質を集めるまでに、一時間ほどかかるようです。
自分の身に危険がせまっているときでさえこの速度です。
樹木は人間よりは、おおらかなのかもしれません。(文:ドサンコ)

参考文献 
『樹木たちのしられざる生活』ペーター・ヴォールレーベン著 長谷川圭訳
ハヤカワノンフィクション文庫 
23.01.2023「山火事」
最近、東京は雨が降らない日が22日も続き、乾燥でカラカラの日本列島は火災が相次いで起きていますね。
世界各地でも非常に多くの山火事が発生しています。
昨年、米国カルフォルニア州、ヨーロッパ、カナダの山火事が大々的に報道されていました。
ヨーロッパだけでも、昨年の山火事による累計焼失面積は、東京都の面積の2倍以上になってしまったそうです。
東京都が2個以上無くなっているとは、想像を絶する面積ですね。
日本ではそれほどの大きな山火事はありませんが、毎年山火事は発生しています。
その件数は毎年1000件以上に及んでいます。
山火事の原因は、人的なものだけではなく自然発火も多くあります。
火のないとことろで火災?と、不思議に思うかもしれません。
乾燥した落葉が風などで擦れあい火種ができ燃え上がったり、静電気が発生して発火します。
これは防ぎようがありません。
山火事は近年増加しているそうです。
気候変動が影響しているとも言われています。
特にヨーロッパでは熱波が続き、川の水が干上がるほどで、山も乾燥して山火事が各地で起きてしまいました。
損失した森林はかなりの規模になります。
このまま気候変動で毎年のように山火事が増え続けたら、さらに生態系に甚大な影響がでることでしょう。
考えるとぞっとしてしまいます。(文:兄貴6)
16.01.2023「サ道で『ととのう』」
皆さま、ととのってますか?
一部マニアの間で流行っている言葉で、一回は耳にしてると思われる「ととのいました!」。
そもそもは、ほとんどの男性が好きなサウナが舞台のドラマ「サ道」で登場人物がしきりに言ってるアノ一言。
最近ではサウナ−女子っていうのもいるそうで、女子の間でもひそかに流行っているとか。
「ととのう」というのは、サウナ→水風呂→休憩をくりかえすことで訪れる快感、トランス状態のことを指すらしいです。
大体、私自身サウナに入る機会も年に1回あるかないか?って感じなんで、へぇ〜そうなんだ…わからんでもないけどネ…ぐらいにしか思ってませんが(笑)。
先日、スーパー銭湯大好き息子が、今日は絶対サウナ入る!と近所のサウナ付き銭湯に行ってみたはいいけど、早々に帰宅。
ずいぶんと早く帰って来たね〜と聞くと、
「高校生のガキがととのいました!とか言ってウジャウジャいて、サウナ1時間40分待ち!(怒)」と息子。
自分だってこの間までガキだったくせに、急にオジさんチックな事を言いますなぁ(^^;。
なるほどー、たかがサウナ入るにもなかなかハードル高くなったんだな、というエピソードがありました。
そんなある日、ニュースで国産杉で作ったバレルサウナを紹介していました。
バレルサウナは、名前の通り筒状の樽型サウナで、木材加工会社や建具店など職人によるハンドメイドで1つ1つ丁寧に制作をしているんだとか。
簡単に設置ができ移動ができるのが特徴で、釘などを使わず、セルフで組み立てられる木材キットになってるそうです。
YouTubeでもバレルサウナ組み立ててみた!的な動画が数多くアップされていました。
宮崎杉、道南杉、四国杉、鳥取杉など、全国の木材を活用したこのプライベートマイサウナ、1台/137万円からネット販売されています。
杉の香りで『ととのう』なんて、なんとも贅沢じゃないですか〜。
国産木材でもっと気軽にサウナを楽しめる時代が近々来る予感がします!(^ε^)(文:まるこんぶ)
10.01.2023「港湾デビュー」
長年にわたって木材関連の仕事に従事している私ですが、先日初体験をしてしまいました。
それは、江東区の若洲にある東京木材埠頭に商品を引き取りに行くという仕事です。
若洲は新木場の隣りにあり、新木場まではちょくちょく引き取りに行くのですが、橋を渡って若洲地区はなかなか行くことがありませんでした。
プライベートでは海釣り公園に行ったことはありますが…。
しっかりとした警備員さんのいるゲートで「初めて引き取りに来ました。」と伝えると、手順が示されているファイルを手渡されて説明をしてくれました。
次に所定の駐車場に車を止めて事務所に行き、受付にて伝票が発行されて待機しました。
とにかく敷地が広大で、事務所に行くにも歩くのが大変なほどでした。
それから、20分くらい待機して呼び出しがかかり積み込む場所へ移動です。
またそこへ向かうにも時間がかかります。
いよいよ積み込みという時にトラブル発生!
ヘルメットを被らないと積み込みできないのです。
普段ヘルメットを被ることは稀で持っていませんでした。
それからまた事務所へと戻りヘルメットを借りて、何とか積み込みを終えることができました。
さすがにルールに厳格だなあと感心しました。
帰りもゲートにて伝票を照らし合わせてからの退場。
手間の多い初体験となりました。
とにかく山のように木材が積みあがっていて、ここにいると木材不足が嘘のように感じた出来事となりました。(文:ゴン)