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コラムバックナンバー 弊社の社員が木材についての記事を書いてまいります

第842話 「木関車」 第843話 「ククサ」
第840話 「コロナウィルスと木の香り」 第841話 「CLTとTLC」
第838話 「コロナ後の世界」 第839話 「@合板売れ筋情報」
第836話 「カスタネットと栗」 第837話 「間伐は大事」
第834話 「JAS構造材を使おう」 第835話 「PCB」
第832話 「コロナにカツ」 第833話 「梅の実」
第830話 「色付きMDF」 第831話 「新商品の条件」
第828話 「最後の屋久杉」 第829話 「職人が作るメダルケース」
第826話 「木で作った車」 第827話 「花梨とカリン」
第824話 「寒くても暖まる旭川駅」 第825話 「あれから25年」

25.05.2020「ククサ」
ククサという手作りのマグカップをご存じでしょうか。
ククサは、フィンランド北部の先住民族サーメ人に古くから伝わる工芸品です。
まず白樺にある何十年も経過してできたコブを切り落とします。
そして、低温の倉庫に何か月も寝かせます。
寝かせたものをブロックに切り出し、さらに寝かせます。
それを海水と同じ濃度の塩水に漬けて煮込みます。
それを乾燥させてから、ようやく削りの作業に入ります。
その削りの作業も、蜜蝋をすりこみつつじっくりと作りこみます。
以上のように、作るのにとても長い時間と手間暇がかかります。
そのため、結婚や子供が産まれた時の贈り物として贈られることも多いらしく、もらった人に幸運をもたらすという言い伝えもあるのだとか。
使っていく際は、手入れを必要としますが、出来の良いものは一生使えるのだそうです。
今度、友人に子供が生まれたときに送ってみようと思います。(文:ドサンコ)
18.05.2020「木関車」
加工を依頼している製材所の外に飾ってあった幼児が乗れる機関車のおもちゃ。
製材所で出る端材で作った物です。
なかなかの出来栄え。
値札を見ると結構なお値段だったので、あえて写真に入らないよう撮りました。
製材所には色々な樹種の加工依頼があります。
中には高級な材の依頼も。
捨ててしまうには勿体無い大きさの端材もあり、何かに再利用したいと思い作ったそうです。
再利用し、新しい物を生み出すのは喜ばしい事です。
自分の子供はすでに成人していていますが、孫はまだいませんので買う事は考えませんでした。
長年、木材に携わっているからでしょうか?
今後、孫でもできたらプレゼントは全て木製品で揃えてあげたいと思っています。
ある意味、職業病かもしれませんね。(文:兄貴6)
08.05.2020「CLTとTLC」
皆さんはCLTという言葉をご存知ですか?
アメリカの女性R&Bグループを思い浮かべた人はかなりの洋楽通ですね。
残念ですがそれはTLCです。
CLT(Cross Laminated Timberクロスラミネイティッドティンバー)とは、挽き板を繊維方向が直交するように積層接着したパネルのことです。
欧米を中心にマンションや商業施設などの構造壁や床として普及しています。
CLTのメリットはコンクリートの養生期間が必要ないので施工が短縮できる点です。
コンクリートより軽く断熱性が高いですし、環境破壊がないなど良いところだらけです。
私はコロナウイルスによる自粛で家にこもり、普段見ないようなテレビの旅番組を見ていました。
すると中央区晴海にある某不動産会社のスギやヒノキを使った国産CLTのPR展示施設が取材されていました。
この展示施設はかの有名な隈研吾建築都市設計事務所がデザインを監修していることもあり、斬新でおしゃれな外見になっています。
予定では今年の秋まで晴海で開設され、その後は移築されるそうなので、コロナウイルス渦が終息したら見学に行ってみたいと思います。
なお、エコモクでは三層パネルとして取り扱っております。(文:ゴン)
27.04.2020「コロナウィルスと木の香り」
倉庫の前の歩道を歩く親子連れが、「好い匂いがするね。木の香りだね。」と通り過ぎました。
「そんな訳ないな。倉庫前には合板を積んであるので、木の匂いはしないはず」と思い、近づくと桧の匂いがします。
入荷したばかりの桧構造用合板で、工場で製造して間もない製品でした。
木の香りにはストレスを和らげたり、心と体をリラックスさせる働きがあるそうです。
木が匂うのは材内の精油成分によるもので、特に桧の匂いは「ヒノキの家」「ヒノキの風呂」と好まれるようです。
ラット(ネズミ)に木の匂いを嗅がせると運動量が増加したり、睡眠時には脳波のα波が20〜30%も増加(リラックスしている)するそうです。
木の匂い成分は揮発してしまいますが、いかに匂いを長持ちさせるか研究されているそうですが、実用化はされていません。
とりあえず、材木屋が無垢の桧を林場に並べるか、カンナ屑を店先に並べるか、地域に木の香りを発散したいですね。
木の香りで、新型コロナウィルスのストレス解消に少しでも役に立ちたいと思います。(文:Akio)
20.04.2020「@合板売れ筋情報」
このエコモクサイトをご覧の皆様へ、姉妹サイト「@合板」から最近の売れ筋商品をご紹介いたします。
まずは常に安定した人気が集まる「シナ合板共芯」。
こちらは不思議なことに薄物と厚物にご注文が偏り、なぜか中厚のものがあまり出ません。
共にホームセンターにはない厚みだということが理由でしょうか。
続きましては、「フィンランドバーチ合板」です。
こちらは、どの厚みもまんべんなくご注文が入ります。
しかし、サイズが約1220×約2430と大きいため、厚24になるとその重量約48キロ、ひとりで持てるギリギリのラインです。
ただ、その重厚感も魅力のひとつなのです
そして、最近赤丸急上昇中なのが「桧合板」です。
そのルックスも荒々しいカラ松と違って、とても気品溢れる美しい木目と高級感のある香り、そして大変リーズナブルな価格もその魅力のひとつであると思われます。
最後にアウトレット品からは、「シナ合板ポプラ芯」。
こちらも登場以来コンスタントにご注文が入ります。
その最大の魅力はシナ合板の厚み18でサイズ約1220×約1830でありながら、1枚4,000円という激安な価格でしょう。
毎日のように、お問合せをいただきます。
ただ、社長からは「誰だ!こんなに安く出したのはー!」と優しくお声がけいただいております(笑)
残り40枚ほどですから、みなさんお急ぎください!
ご注文、お問合せお待ちしております。(文:正さん)
13.04.2020「コロナ後の世界」
コロナ一色ですね、世の中。
自粛、中止、延期だらけです。
コロナとの戦いに勝つためには、今は仕方のないことです。
がんばって動かないようにしましょうね。

うちの仕事はそれほど減ることもなく、お客様から注文をいただいています。
いまのところ通常通りに営業しています。
いつも以上に感謝の気持ちを込めて納品させていただこうと、スタッフ一同に話しました。
ただ、いずれは売り上げ減少が予想されます。
これだけ世の中が止まれば、致し方ないことでしょう。
世界恐慌が訪れれば、今後さらに殺伐とした世の中になってきます。
そんな時こそ、今年の行動指針「木でホを」をお届けできるチャンスだと思って取り組んでいきます。

うちの会社は115年の歴史があります。
その歴史の中で、今以上に大変な時期は何度も経験しているはずです。
戦争の時は、今以上に不安な日々を送っていたことでしょう。
その時期を乗り越えてきたのだから、今の危機を乗り越えられないはずはないと思います。
行き詰まったときは、長いスパンで考えるようにしましょう。
明けない夜はないです。(文:木材バカ四代)
06.04.2020「間伐は大事」
先日のお彼岸に、父方の実家のある君津市に墓参りに行きました。
君津市の父方の実家は、昨年9月にあった令和元年房総半島台風(台風15号)により屋根などの住居の一部を破損しただけでなく、半月ほどの停電と断水の被害を受けました。
先日実家に寄ったときには、すでに家の修復は終わり一応以前と変わらない生活をおくっていると、住んでいる従妹に聞き安心しました。
ところが裏の竹藪にいってみると、強風によって倒されたと思われる竹が無残に放置されていました。
竹藪は少し崖になっているところに生えており、さすがに全部処分するのは難しいとのこと。
ここ数年ゴールデンウイークの時期にここでタケノコ掘りをしていたので、いつもと違う竹藪の風景は台風の被害の大きさを知ることができました。
ただあの2つの大きな台風を受けているのに、土砂崩れはありませんでした。
竹は根が四方八方に伸びいく性質があり、崖の多い地域の先人たちは土砂崩れを防ぐために意図的に植えたりしていたそうです。
でも間伐しないで放置していると逆にその成長力ゆえ土砂崩れしやすくなる木でもあります。
食べたいが為に採っていた私のタケノコ掘りと適度に間伐していた実家の従妹のおかげで、この実家周りは守られたのかもしれません。
この新型ウィルスの感染が落ち着いてくれれば、また今年もタケノコ掘りに行きたいと思います。(文:くりすけ)
30.03.2020「カスタネットと栗」
楽器にあまり縁のない人でも、カスタネットには触れたことのある人は多いのではないでしょうか?
実は、カスタネットの語源は、栗を表すカスターニャというスペイン語が語源とされています。
形がイカグリが割れたような形をしていたからとも、大昔に栗の木で作られていたからとも言われています。
そもそもカスタネットは、スペインの民族楽器であり、その種類はたくさんあります。
皆さんご存知のフラメンコでも使われますね。
栗は硬く重い性質を持っているので、カスタネットなどの楽器としても使われてきましたが、大昔から建物の柱や土台などにも使われていました。
縄文時代のものとされている三内丸山遺跡にある6本の柱も栗の木なのだそうです。
栗の木を使ったカスタネットをきっかけに、木に触れてみてはいかがでしょうか。(文:ドサンコ)
23.03.2020「PCB」
お客様より合板のPCBの証明書はありますか…というお問合せがありました。
初めて聞く証明書で、さっぱり分かりませんでした…。
調べてみたら、ポリ塩化ビフェニルの略称で人工的に作られた主に油状の化学物質でした。
合板にはもちろん含まれてない化学物質です。
今後、色々な証明書が必要になるのでしょうか?
これまでもMSDS、ROHS,欧州REACH、産地証明書、森林認証制度証明書、合法木材証明書などのお問合せはありました。
証明書があるものに対しては、もちろんお客様にご提出しています。
合板は木と接着剤で構成されています。
木は自然のものなので、問題のないものだということは歴史が証明してくれています。
接着剤は尿素、水、小麦、などを混ぜて作っていて、化学物質も入っています。
入っていないということを証明することはできませんよ…(文:兄貴6)
16.03.2020「JAS構造材を使おう」
最近カーラジオから全国木材組合連合会の提供による「JAS構造材」についてのコマーシャルが流れています。
最初に聞いた時にはこのようなコマーシャルが流れるなんて驚いてしまいました。
全木連って、コマーシャルを出せるほどお金があるんだ…(苦笑)。
それに、JAS材を使おうなんていうコマーシャルを聞いて、よし使おうなんて思う人いるのかな…(苦笑)。
JASは、Japanese Agricultural Standardsのことで、農林水産省がつくる日本農林規格のことです。
JAS構造材とは、JAS規格制度によって木材の品質・性能・大きさ・形状が基準をクリアされていて、このJASマークがついている木製品は厳格な審査・管理によって安定した品質・性能を保っていることが証明されています。
現在このJAS構造材利用拡大事業が行われています。
構造部材にJAS構造材を活用する非住宅建築物に対して、構造材の調達費の一部が助成されという事業です。
目的としては、これまで木材利用が少なかった住宅ではない分野でも積極的に使用してもらい、格付実績を引き上げて流通量を拡大することだそうです。
構造材は見えない部分なので認知されにくいですが、コマーシャルによって認知度が上がるといいですね。
ちなみに弊社で扱う構造材は当然JASマークがついているので安心してご使用ください。(文:ゴン)
09.03.2020「梅の実」
先日、熱海に梅を見に行きましたが、暖冬のためか花は終わっていました。
今、湯島天神の梅は咲き誇っているので、熱海は東京よりだいぶ暖かいのでしょう。
梅の木は中国が原産国で、奈良時代に日本に入ってきたようです。
令和の元号は、万葉集の梅の花を謡った文言から引用されたのは有名ですね。
『初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす』
また、梅の実(梅干し)は漢方の薬として使用されていました。
梅の木には、花を楽しむ木と、花も実もなる木があるそうです。
実家の梅の木は、花は少ないですが実がなります。
(何の種類だか不明です)
3月末になると花も終わり、青緑の実が沢山なります。
今年は梅の実を収穫して梅干しを作ろうかな。
梅干しの殺菌作用を期待して、コロナウィルスに備えましょう!(文:Akio)
02.03.2020「コロナにカツ」     
最近テレビをつければ、ほぼ毎日「コロナ、コロナ」の連呼が耳にひびいてきます。
いったいいつになったら終息に向かうのか、非常に気になるところです。
非常に気になると言えば、人的被害ももちろんですが、その社会的経済的な影響もかなり気になりますよね。
特にひどいのが観光関連産業でしょうか。
東京は街中から外国人観光客の方々がかなり少なくなってしまいました。
当然ですが、それに伴い大型バスも急に少なくなりました。
また展示会やマラソン大会、はたまた卒業式までいろいろな催し物が中止になったり、食品や部品などが輸入できずに大変悩まされているお店や企業もたくさんあるようです。
立ち入りや往来がこれだけ制限されると本当に厳しいですよね。
弊社もやはり一部の合板の材料は中国からの輸入に頼っているものもあり、現在入荷のメドが全く立っていない材料もあります。
今はまだ代替え品でなんとかやりくりできておりますが、これがこの先数カ月も続くと完全に干からびてしまいそうです。
ただ、現在最も怖いのはウイルスよりも、人々の風評や行動ではないでしょうか?
一部の方々が、いささか過剰に反応しすぎているような気もします。
封鎖解除を決めるのも人間ですから、過剰な反応はそれをより遅らせてしまうことになりかねないと思います。  
私自身はウイルスよりも早くも花粉に体が過激に反応してしまっております。
世界が一日も早く元通りになりますように。(文:正さん)
25.02.2020「新商品の条件」
当店エコモクで扱っている木質材料は、あまり新商品がでてきません。
(その代わり、すぐに廃盤になることも少ないですが…。)
私としては、定期的に新商品をご紹介していきたいと思っているので、少し物足りなさを感じています。
新商品新商品だと言っても、なんでもいいわけではもちろんありません。
私が「これいい!」と思ったもののみ、扱っています。
品質が安定していることや、価格が安定していることも重要です。
そして、配送のしやすさも重要です。
つまりサイズ。
全国にお送りしているため、長すぎたり重すぎたりすると、運送会社が運んでくれません。
近年、その条件がどんどん厳しくなっています。
販売単位も重要です。
できれば1枚からご注文いただけるようにと考えていますが、そうもいかないものがあります。
それが、これから紹介する新商品です。

カラーOSB(EU)です。
通常のOSB(EU)を塗装しちゃっただけなのですが、いかがでしょうか。
通常のOSB(EU)では物足りないとか、ちょっと個性を出したい方なんかにいいかと思っています。
詳しくはYoutubeをご覧ください。
残念ながらの4枚単位ですが、よろしくお願いします。(文:木材バカ四代)
17.02.2020「色付きMDF」
ここ最近、お問合せがまた増えてきている色付きMDF。
MDFとは木を細かくパウダー状してギュッと圧縮したボードなのですが、パウダーにした状態のときに接着剤と一緒に染料も混ぜたのが色付きMDFです。
既に沢山の家具や木工品に使われているMDFは身近に見ることができますが、この色付きMDFはなかなか見られない、あまり知られてないレアな材料だと思います。
この色付きMDFは原板サイズが1390ミリ×2070ミリと大きい寸法の為、カットしてお送りする場合が多いです。
先日、ロイヤル(濃い青)とカレー(黄色)をカットしました。
(その他、ブラックとベリーとテラとグレーがあります。)
原板サイズが大きいので、運ぶのがひとりだと重たくてなかなか大変。
加工する機械まで二人で運びました。
染料を混ぜて作っているので、カットしても断面木口が綺麗な仕上がりです。
厚みが10ミリ・19ミリだけなので、使用用途が少し限られてしまいますが、とても魅力ある材料だと思っています。
この材を使った何か面白い使い道がいろいろあると思うのですが、良いアイディアがございましたら是非教えてください。(文:くりすけ)
10.02.2020「職人が作るメダルケース」
オリンピック、パラリンピックまで半年を切りました。
そのパラリンピックで使われるメダルケースが、北海道東部津別町の木工所で製作されるそうです。
従業員20名程の地元家具メーカーながら、コンピューターで数値制御した機械加工と職人の手作業で技術力が高いという強みを持っておられます。
藍色のケースは直径12cm、厚さ6cmで北海道産のタモを使用。
粘り気がある丈夫な木材で、木目の美しさを生かした柔らかい風合いに仕上げられます。
行程では0.1mm単位まで調節した工作機械で木材を削ってメダルの収納部分などを形づくり、職人が手で感触を確かめながら研磨して仕上げます。
うまく塗装を乗せ、美しい木目を出すには人の手で磨く作業が欠かせないそうです。
なかでもこだわりは、見えないように蓋と本体に4カ所ずつ埋め込んだ磁石。
蓋を開けた状態で磁力を止め、ケースを立てて展示出来る仕様にしてあります。
ジャパンブルーならぬ、ジャパン藍!愛!…。
魅力と思いが詰まった大会にしたいですね。(文:山ちゃん)
03.02.2020「最後の屋久杉」
先月、池袋の東武百貨店を訪れた際に『日本の職人展』というイベントが開かれているのに出くわしました。
そこでは、国内での入札・販路が終了した屋久杉を使った工芸品の展示・販売が行われていました。
屋久杉の原木や、(高価すぎてとても手が出ませんが)屋久杉のベンチや、屋久杉のパターなどが販売されていました。
屋久杉は、みなさんご存じのように、世界自然遺産にも登録されている屋久島が原産の杉です。
樹齢千年以上のものを屋久杉と呼び、それ未満のものは「小杉」と呼ばれます。
栄養がとぼしい花崗岩でできた屋久島で育つ屋久杉は、とても成長が遅い木です。
普通の杉に比べてとても樹脂分が高いため、腐食に強いのが特徴です。
当然伐採は禁止されているのですが、1980年代に禁止される以前に伐採された切り株や幹などは、家具や工芸品として利用されています。
これらの屋久杉は、土埋木(どまいぼく)と呼ばれ、入札会で取引されていました。
約70年近く行われてきたその入札会も、昨年最後の開催が行われました。
そこで扱われていた「最後の原木」が、イベントで展示されていました。
成長が遅いため、屋久杉の木目は細かくなります。
その美しい木目は、たくさんの人たちを魅了しています。
入札会は終わりましたが、屋久杉を使った家具や工芸品は、今後も長く残り続けることでしょう。(文:ドサンコ)

参考
独立行政法人 材木育種センター
東京スポーツ 
27.01.2020「花梨とカリン」
葉っぱも全て落ち、実がちらほら残って寒そうにたたずむ木。
かなり大きな実、それは花梨。
都会では滅多にお目にかかれないでしょう。
我が家の近くは緑地生産地域のため、秋から冬にかけ木の実を見ることができます。
喉に良いと飴などに使用されているのは皆さんご存知のこと。
幹は独特の模様を作りですので盆栽としても人気です。
盆栽では実もの盆栽の王様とも呼ばれています。
木材にもカリン材があります。
しかし、花梨とカリンは全く別物です。
花梨はバラ科、木材のカリンはマメ科です。
以外と同じ物と思っている人もいるのでは?(文:兄貴6)
20.01.2020「木で作った車」
木で作った車と聞いて、どのような車を思い浮かべますか?
内装に木を使った車でしょうか。
高級車の内装にはバーズアイメープルなどがよく使われています。
または幼児用のようなおもちゃの車をイメージする人が多いと思います。
まさか写真のようなかっこいいスポーツカーのボディが木で出来ているとは思いませんよね?
驚きました!
この車は2019年の東京モーターショーに環境省から発表・展示されていたコンセプトカーなのです。
木を使うといってもそのままの木ではなく「セルロースナノファイバー」と呼ばれている新素材が使われています。
この素材は樹木など植物に含まれる非常に細い繊維のことで、髪の毛の数万分の一という細さで、特殊な薬品を使い密度を上げることで鉄の5倍の強度を持ちながら5分の1の重さの材料になるということです。
当然重量が軽くなると燃費は向上しますし、排気されるCO2も減少するということで環境にやさしいエコな素材としては最高だと思います。
この情報を知っていれば実際にモーターショーに行って見たかったし、早く実用化されて街中をセルロースナノファイバーで作った車が走っている姿が見たいものです。(文:ゴン)
14.01.2020「あれから25年」
今から25年前の1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が起きました。
東京でも少し揺れましたが、たいした事ないかなと思いました。
しかし、刻々とテレビで流される映像を見て、言葉が出なくなりました。
阪神淡路大震災以降、建築基準法も耐震性が強化され、またボランティア活動が認知されてきたかと思います。
私は現地には行けませんでしたが、消防団に入りボランティア活動を始めました。
阪神淡路大震災では木造住宅の火災で多数の人が亡くなりました。
木材は280度ぐらいになると可燃性ガスを発生させ,火源が近くにあると燃えだします。
不燃薬剤を注入した不燃木材、準不燃木材、難燃木材がありますが、それぞれ20分後、10分後、5分後には燃えだします。
避難する時間を稼いでるということです。
火災時、木材表面は火炎を出しますが、中は炭化して酸素の供給を遮断し燃焼は止まります。
でも時間が経つと燃え尽きます。
先日の首里城大火災のように…。
先日テレビで首都圏直下型大震災の特集をやっていましたが、火災で多数の人(16000人)が亡くなると想定していました。
原因は地震後の通電火災で、感電ブレイカー等の設置で死者は9000人に減らすことができるそうです。
さらに消火器等での初期消火で、死者を800人に減らせるとか…。
初期消火には、日頃の町会等の防災訓練に参加して、防災力を付ける事が大事と放送していました。
消防団に入るのが一番良いと思います。
「消防団に入ろう!」(文:Akio)
06.01.2020「寒くても暖まる旭川駅」     
先日、北海道第2の都市旭川に行ってきました。
東京は晩秋の頃だったのですが、こちらはすでに冬真っ盛り。
気温はマイナス5℃、もうすでにひと雪降って路面は凍結しアイスバーン状態でした。
不慣れな私ですから、当然クルマはツルンツルンとスリップしまくり。
それでも慎重にゆっくり運転し普段の倍ほどの時間を要しましたが、目的地である合板工場に何とか無事到着したころにはもう日が暮れておりました。
翌朝、電車移動のため旭川駅に着いてビックリ。
何年か前に建て直されたこの駅は天井や壁などに木材がふんだんに使われており、元々木の温もりがたっぷり味わえる駅でしたが、その後も構内のあちらこちらで巨大な木のオブジェに出会ったりするなど、訪れるたびに何か新しいものが増えていました。
そして今回はナント木製家具がこれまたあちこちいたるところに置かれていたのです。

旭川は言わずとしれた林業の町です。
弊社が日頃お世話になっている合板メーカーさんをはじめ、数々の製材工場、木工屋さん、家具屋さんなど木に携わる会社がたくさんあります。
そんな素敵な町を、駅を使って紹介していくなんていい取り組みですよね。
斬新なデザインのとてもかっこいいイスやテーブルなどがたくさん置かれており、人々がまるで自宅のリビングにいるかのように座ってくろいでおられました。
中には、小さなお子さんを連れた買い物帰りのご婦人や、勉強している学生さんもいたりして、駅に用はないけどちょっと寄ってみたと思えるような方々もおられました。
ようやく空席を見つけた私も腰掛けて、キヨスクで買ったサンドイッチをパクリとほおばり缶コーヒーをゴクリとやらせていただきました。
とても贅沢に感じたひと時でした。
次回は何が増えているか今から楽しみです。(文:正さん)